青島です。
今回のネタは「高金利の商品は本当にお金を増やすことが可能なのか?」ということについて、少し考えていきたいと思います。
なお、僕ははっきり言ってあまり投資は得意ではなく、完全に素人目線からの保守的な考えなので、ご了承ください(笑)
僕も毎日「楽をして稼ぐ方法は無いのか?」と考えていますが、目先の甘い話ほどハイリスクゼロリターンの可能性があるのは、今までの僕の記事を読んでくれた人ならわかると思います。
高金利の投資商品で本当に日本円は増えるのか?
なぜ今回、高金利商品についての記事を書こうと思ったのかは、少し前に銀行系の外貨預金で「南アフリカランド(ZAR)特別金利キャンペーン」というものを、いくつか見かけたからです。
銀行系だから信用度は高いにしろ、年利20%とか、30%とか、35%とか書いてあったので「さすがにヤバいだろ」って感じです。
アフィリエイトする側としては、こういったキャンペーンは成約率を増やすために有効なので、けっこう嬉しかったりします(狙い目です)
しかし、自分が銀行の顧客で預ける立場になる場合は、さすがにこの高金利外貨を、思考停止で利用しようとは思いません。
おいしい話には裏がある・・・というわけです(笑)
投資商品はメリットよりもデメリットについてよく考えるべき
思考停止で飛びつくような人が、こういった高金利だけを大々的に表面アピールした商品に引っかかると思うので、商品を提供する側としては、
- メリットはカラフルに分かりやすく魅力的に。
- デメリットは、めちゃくちゃ小さい字をぎっしり並べた石板のようなPDFで、わかりにくく。
まあ、高金利商品だけではなく、様々な商品でこういったことは言えますけどね(笑)
だって、金利30%ってものすごいですよ(笑)
単純計算をしてみましたが、「100万円を年利30%(複利)で10年預ける」とすると、10年後には約20倍の2000万円近くになります。
20年後には約3億7000万円です(^^;)
ある意味、最強の不労所得のひとつですよね・・・。
でも、こんなうまい話が本当に銀行系の商品でありうるのか・・・という話です。
(今回は、細かい規約や契約期間は考慮せずに、ただ単に金利の数字のみで考えています)
毎月確実に年利30%で増えていくなら、誰もが南アフリカランド(ZAR)建てで預金しまくるはずです。
でも少なくとも僕の周りでは、南アフリカランド建てで預金をしている人は一人もいません。
やっぱり、高金利商品は「それなりにワケアリ」なことが多いからです。
つまり、預けても安定しない・・・預けたお金が増えるどころか、日本円換算では大幅に目減りする場合も多いからです。
南アフリカランド建てでは年利30%で増えていくけど、日本円換算したときの価値はまったく保証されていないわけです。
今回、僕はあまり南アフリカランドの価値の動き方について、あまり調べてはいませんが、一般的には下記のようなことが考えられるかなと思います。
- 経済情勢が不安定なため、通貨の価値(信用)が安定しない
- テロや内戦が発生する可能性が高い、もしくはすでに発生、多発している
- 国内情勢、政治的な不安要素、ストライキやライフラインの不安
- 外国の経済や外貨の影響を受けやすい
- 流動性が低く取引量が少ないので、値動きが激しい(仮想通貨の草コイン的なイメージ)
比較対象を平和な日本にしてみると、諸外国の不安定さがよくわかると思います。
海外では、日本で考えられない経済に大きな打撃を与える事象も普通に起こりえるということです。
特に、国内情勢が不安定な国ほど、通貨の信用性で言ったら危険なわけです。
お金を貸す相手の信用で金利が決まる?
必ずしもこういうわけではないのですが、身近な例で考えるとわかりやすいと思います。
例えば、「銀行で借りれば金利1%なのに、消費者金融の年利15%でお金を借りるのはなぜか?」という例。
それは、借りる手間云々を抜きにしたら、銀行で借りれない理由は信用が無いからです(笑)
「信用が無い=返してもらえないかもしれない」ということですね。
そして、借り手の経済状況がもっとひどくなってくると、高金利の消費者金融もお金を貸してくれなくなります。
なぜならば、「破産寸前の可能性があり、または収入が不安定だから破産する可能性がある」と思われているからです。
でも借りる側は、高金利でも借りたい。
借りなきゃ生活できない・・・死んじゃう・・・くらいの緊急性があって、いくら高金利でも貸してくれるなら関係ないという状況に陥ることもあります。
そうなると「トイチ=10日で1割」などの違法な闇金や街金を利用するしか、道が無くなってきます。
「金利が高い=ワケアリ=それでも需要があるから成り立つ」というパターンなわけです。
今回の南アフリカランドに関しても、一個人と同じ項目が当てはまるというわけでは無いですが、考え方としては参考になる部分もあると思います。
だから、ただ単に「高金利の数字」だけを魅力に感じて、初心者が思考停止で外貨預金(ある意味投資)をするのは非常に危険です。
僕の普段のブログ記事に絡めてまとめると、今回の外貨預金の話は「銀行」という社会的な信用が高いところが提供する商品なのでまだマシですが、怪しい無料オファーの投資商品で意味不明な年利や勝率の信用性なんか、余計に論外だということです。
- なぜここまで高金利が可能なのか?
- メリット以上にデメリットの方が大きいのではないのか?
- 言っていることは本当の話なのか?
- 何か裏があるのではないか?
- 今まで信用できる人でも、今回の話の内容は詐欺ではないのか?
- 信用できる大手のなりすましではないのか?
- 提示された証拠は信用できるのか?
- 提示された証拠は本物なのか?
- 提示された証拠は本当に儲かることの裏付けになっているのか?
低金利で堅い話が全て信用できるというわけでもないのですが、少なくとも常識で考えたらメリットが大きすぎるように聞こえる話は、2度も3度も疑って、よく調べた方が良いということですね(^^)
本当に儲かるなら、大金持ちが一瞬で爆買いして買い占めていると思います。
そうではなくて、なぜ我々庶民に「一見メリットだらけの儲け話」がやってくるのか・・・と考えると、何か裏があると思わずにいられないってことですね(笑)
というわけで、安易に不安定な投資商品に手を出して、財産を失わないように参考にしてみてください(^^)
その他、ネットビジネスや副業に関しても何か質問や相談があれば、お気軽にメールください。
ではでは、青島でした。
【こんな記事も書いています】
⇒ ビットカジノで稼ぎ続ける必勝法は実在するのか?連勝記録を公開!