青島です。
年末あたりから、ネットビジネス業界大御所の坂本よしたか氏が、仮想通貨系の無料オファーを投げて暴れている印象です。
そこで今回は坂本よしたか氏が「巨大利権公募プロジェクト」で案内する、リップルアルファをはじめとするIMOで稼げるのかどうか?と言うことを、少し書いていこうと思います。
(IMO=イニシャル・モデル・オファリング)
坂本よしたか氏と言えば、売り込む商品や案件が詐欺まがいと言われるものもあり、たびたび炎上したり、被害者の会が立ち上がったりしているようです。
なので、基本的に「坂本よしたかの儲け話=詐欺」と直結する人もいるかと思いますが、今回はちょっと様子が違うっぽいですね(笑)
否定・批判するのは簡単ですが、一応レビュー系ブログということで、なるべく中立の立場で検証していきたいと思います。
販売事業者名(社名・商号・屋号) 株式会社ライトニングプレミアム
運営責任者販売事業者所在地 愛知県名古屋市中区栄3-15-27いちご栄ビル9階
販売事務局 TEL.052-746-9458 受付時間12時~17時(土日祝休み)
代表者または運営統括責任者 坂本よしたか
連絡先/ホームページ http://lightning-premium.com/
検証と分析のための画像引用:sakamoto999.com,youtube.com
坂本よしたかが汚名返上?本当にウェルネストークンで利益が出た人続出か?
今回の坂本よしたか氏の巨大利権公募プロジェクトで、まず紹介されたのが、12月に流した「超絶インサイダー情報」で案内したウェルネストークンが、実際に上場して利益を出した人が多数ということ。
そして、(おそらく)メインの話となるのが「リップルアルファ」と呼ばれる、超有名仮想通貨のリップルの技術を基に構築された、期待のIMOで資産を1000倍にするという話です。
僕の印象では、今回の巨大利権公募プロジェクトで、あまりにも自信満々に坂本よしたか氏が儲かるアピールをしているので、本当かどうか、ちょっと調べてみました。
ウェルネストークンを上場直後に買えば儲かったのか?
まず、12月の超絶インサイダー情報で案内されたとするウェルネストークンですが、実際に上場したとされるBitForexのウェルネストークンのチャートを見てみました。
こんな感じです。
まあ・・・言いたいことは後で言いますが、とりあえず結果から見ると、現在は価格が落ち着いた感があるものの、大きく稼いだ人もいるのは事実っぽいですね。
実際は上場価格よりも一時的に下げているので、全員が儲かったわけではなさそうですけど(笑)
そして、気になるリップルアルファの価格についても、チャートを調べることが出来ました。
さすがにリップルの名前と技術を借りているだけあって、マジで伸びています。
もしかしたら、本当に期待できるかもしれません。
ウェルネストークンでも実際に儲かった人が存在しそうなので、ここにきて坂本よしたか氏は今までの詐欺師の汚名を返上と言っても良いくらいかもわかりません。
※過去に被害に遭った人の損害が消えるわけでは無いので、そのあたりは私情をはさまず、あくまで今回の案件だけを主観的に見た場合の感想ですw
坂本よしたかが巨大利権公簿プロジェクトで格安セミナーを行なう理由
今回の坂本よしたか氏の巨大利権公簿プロジェクトでは、動画内では「高額塾やスクールを販売することは無い」といい、最終的に「巨大利権公簿セミナー」というものを販売します。
価格は「1000円」
しかも全額返金保証付きです。
この価格だと通常は「セミナー会場で、バックエンドで高額商品を販売してくるのではないのか?」と感じるかもしれませんが、実際は不明です。
しかし、今回のIMO(イニシャルモデルオファリング)の仕組みを考えると、変に高額商品を煽って騙して買わせまくり・・・というよりも、ちょっと大げさに誇大表現しつつ、セミナー参加者をIMOに参加させる方が、坂本よしたか氏の利益になると思いました。
なので、入り口の巨大利権公簿セミナーの価格も、1000円で返金保証という激安商品なのかなと思います。
IMO(イニシャルモデルオファリング)を仕掛ける側が儲かる仕組みについて
ここで、今回の坂本よしたか氏が激安でセミナーを開催する理由について、少し考えてみました。
IMOについては、仕組みがちょっと面白そうなので次回以降の記事で詳しく書いていけたらいいなと思っています。
今回は簡単に説明すると、IMOは、段階的に何回も販売されて、長期的にトークンが販売されるそうです。
そのトークン販売の過程の早い段階で、取引所にも上場される仕組み。
でも取引所に上場したからと言って、持っているIMOのトークンはすぐには売れず、初めのうちは保有の10%だけが取引出来て、あとの90%とかはロックされた状態らしいです。
そして、時間がたつにつれてロックされているトークンが解除され、徐々に取引できる所持トークンの割合が増えていく仕組みっぽいですね。
なので、早い段階から購入できれば、値上がりが期待しやすいという仕組みです。
しかも、購入直後は取引できるトークンがロックされているため、上場しているといえども、すぐには売買できずに、結果的に後からトークンを購入する人が価格を買い支えるような形になるっぽいです。
この値上がりババ抜きマネーゲームで大きく稼ぐためには、値上がりしている段階のなるべく早い時期に、売り逃げするのが最適です。
通常は保有トークンのロックは時間とともに徐々に解除されるようなのですが、例外的に「紹介者が購入した分の数%のトークンがロック解除される」らしいんですよね。
ということは、坂本よしたか氏が今回の巨大利権公簿セミナーで多くの人を募集し、期待させ、多額のトークンを坂本よしたか氏のアフィリエイトで購入させることにより、坂本よしたか氏は、いち早く保有トークンのロックが解除されて、早々に売り抜けて多大な利益を好きな時に利確可能な状態になるということです。
坂本よしたか氏がどの程度のリップルアルファを保有しているかわかりませんが、そのあたりがちょっと心配ですね。
(もし調べたりなくて違ったことを言っていたらすみませんm(__)m)
まあ、結局はこの手の儲け話は得する人は確かにいるかもしれないけど、損する人もかなり多いということです。
しかも、こういった投資・投機的な損失で多大な借金を抱えてしまった場合、原則的には破産することが不可能で、人生詰みます。
余剰資金でやるなら まだ良いかもしれませんが、明日の資金も困っているような人が飛びつくような儲け話では無いことは確かです。
例えば、ウェルネストークンのチャートを見ても、
単純に価格の上げ下げだけ見ていると、かなり儲かりそうなイメージですが、実際は、坂本よしたか氏が案内した方法は、ただ単にBitForexに上場した直後にみんな一斉に参加しているっぽいです。
ということは、ICOやIEOと違い、誰が、どこの価格で市場に参加したかわからないということです。
今回のウェルネストークンが、一般的にはマイナーで草コイン的な要素を考えると、
- 上場直後に坂本よしたか氏グループが爆買い。
- 上がった後に坂本よしたか氏グループが爆売り。
- さらに思いっきり下がったところで「買い支える」案内を出して、再度、爆上げ便乗。
- そして上がったところで売って、最終的には情報弱者様が高値掴みをさせられる。
売りどころを逃した人が微妙に価格を買い支える形となり、売るに売れない状況で価格が安定しているのかな?とも思います。
要するに、上場直後の価格から参戦して儲けた人の大半が、すでにウェルネストークンの市場にいない気がするってことです(笑)
始値から考えると、たしかに現在の価格を考えても上がってはいますが、高値掴みされた人の残骸かなって感じですね(^^;)
結局、IMOになったところで、ルールが改正されたババ抜きマネーゲームに過ぎないってことです。
いつも仕掛ける側が大きく儲けて、便乗できた人で儲かった人もいるかもしれませんが、坂本よしたか氏が動画で見せていない「損だけしている人」もかなり多いのが事実だと思います。
しかも、IMOの紹介プログラムで保有トークンのロックが解除される仕組みになると、ますます実力主義的な要素が強くなるはずです。
誰も紹介できない人は、どんどん紹介してロック解除されている人が売り抜けていく中、ジリ貧で価格が下がっているのに、いつまで経っても売り抜けることが出来ない・・・と言う状況もありうるかな・・・って感じです。
それで最終的に損したと気づく、もしくは損したのが確定するのが、すべてロックが解除された1年後とか最悪のパターンです。
IMOで案内された仮想通貨が有望で、本当に社会に浸透するようなレベルのモノだったら良いですが、基本的には価値の裏付けのない単なる電子クズをマネーゲームに使っているだけ、ということを意識しておいた方が良いです。
ちなみに、IMOを紹介できて早々にロック解除できるような立場の人は、儲けられる可能性があるのは確かだと思いました。
とりあえずIMOについては、時間があるときに実際に調査してみても面白いなと思いました。
ただ、楽して儲けようとしている人が話に乗せられて参加する場合は、いつまで経っても売ることが出来ず、最終的に大損する可能性があるのはお忘れなく。
なので、今回の坂本よしたか氏の巨大利権公簿セミナーについては、
- ネットやリアルでIMOを紹介する能力が無い人
- そもそも生活がギリギリな人
- 楽して一発逆転を狙っている人
上記のような人は、IMOの仕組みを考えた場合に、かなりの高確率で損をする気もするので注意が必要です。
結局は、仮想通貨も楽して稼げる時代じゃなくなったな・・・と言うのは、しみじみ感じた案件です。
詐欺というより、ただ単に弱者がいつまでもカードを捨てられないババ抜きって感じです。
仕掛ける側は、ICOやIEOよりも、さらにリスクなく稼げるようになっている仕組みなのが笑っちゃいますよね。
次から次へと、よく考えるよ・・・まったくw
アフィリエイターが強い仕組みっぽいから、僕もやろうかな?(笑)
よかったら参考にしてみてください(^^)
ではでは、青島でした。
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