青島です。
このところ、怪しい仮想通貨の情報が多発していることは、前回の記事でも警告しましたが、今回は比較的まともな内容の無料オファーの記事ネタです。
比較的まともと言っても、個人的には「ちょっとおすすめできないな・・・」という感じですけどね(笑)
というわけで、今回検証していきたいオファーは、
「田口唯斗 年収1000万円プロジェクト」
内容的には転売系のビジネスで、TAシステムというツールや無在庫販売という手法も使うようです。
今回の田口唯斗氏の年収1000万円プロジェクトは、動画内で言っていることは比較的まともだと感じます。
しかし、言っていることが堅すぎて、まともすぎて、たかだか年収1000万円程度稼ぐのに相当めんどくさい手順を踏みそうだ・・・というのが僕の感想です。
年収1000万円って、すごそうに聞こえるかもしれませんけど大したことないですよ。ただし、物販で目指すんだったら大変です。
というわけで、おすすめできない理由を小学校の算数レベル（？）で詳しく解説していこうと思います。
田口唯斗の年収1000万円プロジェクトが初心者におすすめできない転売ビジネスという理由
今回の田口唯斗氏の年収1000万円プロジェクトですが、仮に、販売されるノウハウもツールも極めてまともだ・・・という前提で、それでもめんどくさいからおすすめできないという理由を解説します。（あくまで前提です）
これは、僕が転売ビジネスを一切捨てて、アフィリエイトやデジタルコンテンツ販売、サポートなどのコンサルティングにビジネス展開を変えた理由にもなります。
※だからと言って、絶対アフィリエイトやれってことじゃないですけどｗ
年収1000万円を目指す手法のおすすめは転売ビジネス？アフィリエイト？
僕が転売などの物販ビジネスをやめて、アフィリエイトなどのビジネスに移行した理由はいろいろありますが、今回は「年収1000万円」を目標にしているということで、稼ぐために必要な「利益」に注目していこうと思います。
アフィリエイトのメリットのひとつは高い利益率にあり！
まず、最初にアフィリエイトの利益について言いますが、はっきり言って売り上げた金額のほぼすべてが利益です。
無料ブログなら、本当に電気代くらいしか経費も掛からないし、自分でサーバーを借りたとしても、経費は月額数百円程度です。
稼げる金額は、人それぞれ手法や努力次第でバラつきますが、月商80万円ほどの売上だったら、少なく見積もっても月収78万円はいけるはずです。
ということは、1年間で考えると年商960万円に対して、年収936万円です。
売上が年間1000万円以下なので、消費税も取られません。
初心者が転売ビジネスで年収1000万円は過労死レベル？
比較対象として、物販ビジネス・・・今回の場合は転売を考えてみましょう。
僕の個人的な見解として、物販の利益率を考えると、Amazonなどの各種手数料、梱包資材、送料もろもろすべて差っ引いて売り上げの２０％ほど利益が残っていればかなり優秀だと思います。
利益率２０％で年収1000万円を目指すんだったら、売上ベースで5000万円を1年間で売らなければなりません。
しかし、かなりの物販プレイヤーにならなければ、２０％という高利益率をたたき出すのは難しいです。
初心者のほとんどは、せいぜい多くて１５％の利益、それ以上だと販売数をこなすことが難しくなりがちなので、必然的に高単価の商品を扱わなければ厳しいです。
高単価の商品を扱うということは、万が一のとき、損失もデカいわけです。
売れなかったり、破損したり・・・ですね。
輸出ビジネスだと、こういったリスクはさらに高くなるのは、感覚的に分かってもらえると思います。
それに加えて、販売前後のサポート体制やクレーム処理もやっていかなければならないし、もし仮に外注するんだったらまたお金がかかります。
しかも、売上が年間1000万円を超えてくるので、消費税１０％も課税されてきます。
となると、年間売上１億円でも、利益率１５％だったら利益が１５００万円・・・だと思ったら、消費税が売上の１０％、つまり１０００万円課税されます。
（かなり大雑把な計算なので、厳密な金額では無いです）
そしたら、年間１億円を売り上げたとしても、手元には５００万円。
売上１億円×消費税１０％＝１０００万円（税金）
利益１５００万円-消費税１０００万円＝５００万円（手持ち）
【最終利益】５００万円×所得税・住民税・個人事情主税・健康保険・年金＝過労死ｗ
単純計算で年間２億円を売り上げて、ようやく税引き後に年収１０００万円・・・そして、そこから所得税と住民税ｗ
というわけで、物販って扱う金額のわりに利益が糞みたいな金額になりがちなんですよね・・・
しかも、物理的なものを扱うので、物理的なリスクも伴いがちです。
そして、物理的なものを扱うからこそ、自力なり外注なり、労働力が必要になります。
僕も近所のスーパーにはお世話になっているし、物販をやっている人には感謝している部分もありますが、自分のビジネスとしてやるには非効率すぎてやる気になりません。
「ちょっとまってよ！輸出ビジネスなら消費税もかからないし、仕入れの消費税も還付されるでしょ！？」
・・・っていう人もいるかもしれませんが、消費税の還付手続きの方法知っています？
また税理士の先生に頼んで、ただでさえ少ない利益を圧迫しますか？
年商２億円だったら、それなりに税理士顧問料も毎月高そうです(笑)
・・・というわけで「めんどくさい」
稼げないわけじゃないとは思うけど、めんどくさすぎてネットビジネスのメリットをなかなか生かしきれません。
やるとしても、リスクを承知で外注さんなどをやって大々的にやらないと・・・稼ぐのは大変です。
だったら、最初からほぼ利益のアフィリエイトをやった方が、楽だし、発送もないし、家に引きこもれて自由な時間を手に入れることができるってわけです。
アフィリエイトの方が、はるかに自動化や権利収入化も楽だしね・・・。
たぶんですが、サラリーマンなどの自力で稼いだことのない人は、自分でビジネスをやる上での手数料とか、税金とか、甘く考えていると思います。
扱う金額が大きくなればなるほど、手数料と税金がマジで重くのしかかってきますからね・・・一歩間違えれば、マジで破産レベルです。
これ、脅かしじゃなくて本当ですよ・・・。
余談ですが、FacebookなどのSNSでも、一見普通の人から「稼げる話があるんですけど・・・」とか言って声をかけられますが、「お前ら、それちゃんと税金払ってんの？」と突っ込みたくなる話ばかりですねｗ
田口唯斗のTAシステムはライバル続出で飽和の危険性
というわけで、今回の田口唯斗氏の年収1000万円プロジェクトについては、少なくとも、田口唯斗氏が動画内で言っている内容で年収１０００万円を目指そうとしない方が良いと思います(笑)
ツールも不特定多数に同じ情報（何が儲かる、差額があるなど）を提供するリスクを考えると、参考程度以外に役に立ちそうもありません。
ツールに頼り切ると一瞬で飽和しそうですからね。
しかも田口唯斗氏は無在庫販売も推奨していますし、おそらく数千種類の商品を出品する可能性も出てきます。
売れたときに、仕入れられなかったらどーすんの？？？
（各販売プラットフォームで、だいたい無在庫販売は禁止されています）
となると、田口唯斗氏のセミナー？講義？サポートの内容次第ですが、まあ・・・僕だったら、高くても５万円までですね(笑)
内容次第だったら、７万円くらいも視野に入れてもいいけど、Amazonとか輸出とか言ってるんだったら、めんどくささと失敗するリスクを考えても、５万円程度しか支払う気になりません。
それだったら、ちょっと前に僕が紹介した「インサイダービジネスプログラム」で一撃で数万円を狙っていった方が、単純明快、手間もなくて、確実に空き時間でできる範囲です。
しかも「インサイダー」という名前の通り、販売者のサポートが反則的です(笑)
インサイダービジネスは比較的高単価の商品を扱うことが多いノウハウですが、サポートがしっかりしていて国内転売だからこそ、リスクを最小限に抑えられます。
副業して時間に追われたら意味がないですからね・・・インサイダービジネスプログラムで片手間作業・年収１０００万円を目指した方が現実的です。
まあ、個人的には転売ビジネスだったら月利３０万円～５０万円を安定的に稼げるようになった時点で、さっさとアフィリエイトやコンテンツ販売などの
「結果が出るまで最初は少し時間がかかるけど、最終的には楽して大金が稼ぎやすい」
というビジネスモデルに移行した方が良いと思います。
アフィリエイトなら商品を紹介するだけで報酬もらえるし、コンテンツ販売もこっちが何をすることもなく、勝手にダウンロードしてもらうだけなので楽ですよ～(笑)
紹介している商品が１万個売れても、何にも手間がかからずに、現金ゲットです。
対して、物販だったら、２億円売り上げるのに２０００円の商品を２０万個売って配送しなきゃいけなくて、手元に残るのはせいぜい１０００万円。
これが僕が「田口唯斗氏の年収１０００万円プロジェクト」が、例えまともな内容だとしてもめんどくさすぎてやる気にならない理由です(笑)
田口唯斗氏の年収１０００万円プロジェクトの最終的な商品の販売価格が、５万円を超えてくるようだったら、参加をよく考えた方が良いと思います。
※）無料オファーの広告代が掛かっているから、たぶん講義の販売価格５万円は無理だろうけどｗ
※※）でも商品価格がそれ以上だったらコスパ悪すぎｗ
って感じですね。よかったら参考にしてみてください(^^)
その他、ネットビジネスや副業で何か質問や相談があれば、お気軽にメールください。
ではでは、青島でした。
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