青島です。
本日、毎日新聞の朝刊の片隅に「スマホ錬金術 株式会社WAVEが誇大広告で業務停止命令」という記事が掲載されて爆笑しました(笑)
一応、ネットにも掲載されていました。
都は21日、「スマホ錬金術」と称する副業のノウハウを販売していた通信販売業者「WAVE」(新宿区)に対し、特定商取引法に基づく業務停止命令を出した。通販は3カ月、電話勧誘販売は6カ月禁じられる。消費者庁によると、同社は2019年8月までに全国の約8200人から約7億7000万円の売り上げを得ていた
ただ気になったのが、単なる業務停止命令で、それ以上の罰則は無いのかな?という疑問です。
全国約8200人から約7億7000万円も誇大広告で売り上げて、被害者側としては「詐欺だ!」と言いたいところだけど、単なる業務停止程度で済むんじゃ悪質な販売者は減らないわけだな・・・と思いましたね(^^;)
都は月収120万円稼いだ契約者がいる証拠を出すよう求めたが、同社から提出はなく、特商法が禁じる誇大広告だと判断した。
あるわけねーじゃんwって感じです。
僕もレビューしたと思ったんだけど、自分の記事には見当たりませんでした。
おそらく、馬鹿すぎてレビューする気にもならなかったんだと思いますw
しかし、8200人も詐欺られた人がいるとは驚きです(^^;)
そんなわけで今回検証していきたいと思った無料オファーは「ショップ丸ごとハイジャック」という真下海斗氏の転売ビジネス案件です。
「ちょっとこれは、リスク無くすげー稼げるんじゃないか?」と思ってしまったので、理由も含めてレビューしていきたいと思います(^^)
販売者名 株式会社EyL
運営統括責任者 真下海斗
所在地 東京都豊島区上池袋1-37-22 レジディアタワー上池袋TW-2208
電話番号 03-6876-2313
検証と分析のための画像引用:godaff.com,youtube.com
真下海斗のショップ丸ごとハイジャックはリスクなく稼げるのか?
今回の真下海斗氏のショップ丸ごとハイジャックは、簡単にいうと、
- 未開拓のグローバルマーケットから人気のショップを選ぶ
- ショップをまるっとジャックする
- 日本に初上陸したものを後はお客さんに紹介するだけ
まあ・・・これが簡単にできるんだったら、誰でもやっているよね(笑)
実態はおそらくですが、中国輸入もしくは最近流行っているのはタイ輸入、そしてベトナム輸入もありえます。
しかし、結局は輸入転売ビジネスということには変わりないんだと思うんですよね。
そして、その中からショップを丸ごとハイジャックして、日本で売る・・・というのは、明らかに初心者の力量をオーバーするような内容です。
たしかに、ビジネス的にうまくやれば、それなりにネットビジネスで成功したといえるレベルの収益が得られる可能性がありますが、もちろんリスクも大きいです。
- 仕入れリスク(仕入れたけど商品来ない、価格が想定外)
- 在庫リスク(人気のショップの商品が必ずしも日本で売れるとは限らない)
- 無在庫販売は基本的にNGのプラットフォームがほとんど
転売ビジネスは、ハマると投資案件同様に、大きな負債と在庫を抱えることになりかねないため、経験が無い初心者の人がいきなり大規模なビジネスを始めようとするのは、おすすめできません。
「ショップ丸ごとハイジャック」・・・ジャックするのは人気ショップですよね?
そんな大規模なことを、「ツールとコピペだけで稼げる」と思い込んでいる初心者が安易に参入したらどうなるか・・・というと、地獄を見る人が多そうです。
たしかに、真下海斗氏の言うとおりに人気の商材を見つけて、使える販路は駆使して売るという方法なら、転売ビジネスで月収100万円も夢ではありません。
ただし、それが実現できるかどうかというのは、結局かなり大変な目に遭う確率が非常に高いということです。
真下海斗のショップ丸ごとハイジャックは株式会社EyLの利益が爆増する可能性
僕が今回の真下海斗氏のショップ丸ごとハイジャックに関して思ったことが「美味しいビジネスやるよなぁ、こいつ」という印象です。
なぜなら、リスクの大半は自分の実践者に背負わせておいて、真下海斗氏自身は、ほぼノーリスクで稼ぎ続けることが可能だと思ったからです。
今回、真下海斗氏の株式会社EyLの配送センターを提供してもらえるそうです。
この株式会社EyLの配送センターを利用する手数料がいくらなのか、それとも月額会費制なのかは僕はわかりませんが、この手の転売ビジネスの倉庫代行業はかなり美味しいです。
その昔、アメリカのゴールドラッシュで金掘り目当ての人に、スコップやバケツを売った人が儲かった、デニムを売ったリーバイスが儲かったという話と同じです。
別に金掘り目当ての人が必ず損するわけでは無く、危険と引き換えに一部の人は儲ける人もいるかもしれませんが、その道具を与えた人はリスクなく確実に儲けることが出来たというビジネスの側面ですね。
それで、倉庫代行の話に戻りますが、この倉庫代行・・・実は、配送の流れを見ていれば、儲かる商品がすべてわかります。
お金が無い初心者が一生懸命 精を出して、例え無在庫販売でもアカウント停止、返品リスク、そして仕入れたものが届かないというリスクを乗り越えて売れたとしても、その人気商品は真下海斗氏と株式会社EyLに筒抜けです。
結局、そこから先は資本力のある真下海斗氏側が強いわけで、実践者が転売ビジネスで成功する以上に、塾代を荒稼ぎして資金が潤沢状態の真下海斗氏のビジネス展開が、非常に巨大化する可能性があるという仕組みですね。
なので、実践者は真下海斗氏に高額な塾費用やツール代金、配送センターの使用料を払いながら、人気商品のリストを株式会社EyLに提供しているという認識は必要だと思います。
必ずしも、真下海斗氏と株式会社EyLが、僕が邪推しているビジネスモデルを行なっているかどうかは不明ですが、その可能性があるという意味では、高額な塾代を払ってまで、今回の「ショップ丸ごとハイジャック」に参加することもないかな~という印象です。
「人気の商材を見つけて、使える販路は駆使して売る」ということを、本気で考えて依存する気持ちゼロで取り組めば、そもそも真下海斗氏の話になる必要も無いですからね(笑)
なので「ショップ丸ごとハイジャックに参加すれば稼げるのかどうか?」という次元の話では無く、様々な視点で「どういう仕組みでこの塾やビジネスモデルが動いているのか?」と考えて、それでもリスクを許容できるなら参加してもいいんじゃないでしょうか?
まあ、転売ビジネスだったら無理して高額塾に入らなくても、数万円程度の転売教材を手にすれば、充分稼げると思います。
青島です。 突然ですが、「インサイダー」って聞くと、どういう想像をしますか? ちなみに、言葉の意味としては「内…
そのあと、実際に実績が出たら、その実績を基に誰かとジョイントを持ちかけて、対等な立場でビジネスを始めるというのが良いと思います。
それ以外は、転売ビジネスは基本的に自分自身で仕組みづくりをした方が無難です。
「転売ビジネスをツールで簡単に稼ぐ」という考えで取り組むと、時には投資系の自動売買ツールより大きな損害を出してしまうこともあります。
無在庫販売を数千個登録して、万が一、一気に注文が入ったら その仕入れ資金どうするんだよ・・・っていうのも、極端に考えると心配になる部分のひとつですしね(笑)
自分一人でビジネスを行なうという以上、あらゆる可能性を考慮しておかないと、万が一のリスクに遭遇した場合に、身を滅ぼしてしまう可能性があることを充分に意識しておく必要はあります。
初めは小さく、確実なものから取り組んでいくというのは、本業がある状態であまり時間もお金を掛けれない人にとっては基本中の基本だと思います。
よかったら参考にしてみてください。
その他、ネットビジネスや副業で何か質問や相談があれば、お気軽にメールください。
ではでは、青島でした。
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