青島です。

先日、Twitterで情報収集していたら、ブロガーでインフルエンサーのマナブ氏がこんな発言をしているのを見ました。


https://twitter.com/manabubannai/status/1423860078403145731

これは賛否両論かもですが、読みたい本があるときに「図書館で探す」という行為って、どうなんでしょう。
図書館で探すことで「図書館に行く→探す→借りる→返す」という手間があり、僕は図書館を使いません。お金のない学生時代から、ずっと本は「秒速でAmazonで買う」でした。この方が速度が早い。

マナブ氏の言いたいことも分かるのですが、ちょっと反論というか、今回は僕が本を探すときに初心者におすすめしたいマナブ氏とは違った視点を記事のネタにしてみます。

マナブ氏本人も「賛否両論かも」と言っているのですが「別に否定するわけでじゃないけど、こういう考え方もあるよ~」的な位置づけでお読みいただけると嬉しいです。

ちなみにですが、

  • 稼いでいる人の発言だから
  • 実績があるから
  • フォロワーがたくさんいるから
  • 有名だから

 
という理由で、情報発信者の意見をそのまま思考停止で納得していても、何も発展はありません。

それは単なる信者ですね(笑)

僕はマナブ氏の情報発信者としての仕掛けっぷりは上手いと思いますが、たびたび偏った情報を発信していて信ぴょう性のない情報もあるので、これに引っかかる人もいそうだなという視点で見ています。

マナブ氏の発信する情報は良いものも多いですが、盲信しすぎると危険なので注意です。

今回は発言を否定するというよりは、もうひとつの視点というテーマです。

「秒速でAmazonで買う」という選択も良いとは思いますが、そればかりしか考えてないと視野が狭まって偏った情報しか得られない可能性があるので注意が必要ということですね。

本はAmazonよりも本屋や図書館で探すのがおすすめの理由

今回、マナブ氏はAmazonと図書館のみについて発言していますが、図書館以外にも「リアル」という意味で本屋も含んで考えてみてほしいです。

まず、真っ先に思いつく本屋と図書館のデメリットを考えてみました。


リアル店舗のデメリット

  • 探している本がそもそも無い可能性がある
  • 買いに行くのがめんどくさい
  • 図書館の場合は返すのも面倒

まさに、マナブ氏が挙げていたデメリットそのものもですが、田舎の小さい本屋や図書館だと探している本がない可能性も高いのが非常に大きなデメリットでしょう。

しかしながら、図書館や本屋などのリアル店舗を利用するメリットもあります。


リアル店舗のメリット

  • その場ですぐ手に入る
  • 外に出て気分転換できる
  • 本を探すときに知らない本を見つけられる
  • 図書館の場合は無料で借りれる
  • 返すときにも大量の本が目に入る

というようなメリットがあると僕は思います。

僕がけっこう重要視しているのは「すぐ手に入る」という点。

さらに、もっとも重要視しているのが「知らない本も強制的に目につく」ということです。

本屋や図書館で速攻で本を入手するメリットとは?

今回比較しているAmazonは、注文してから配送までどうしてもタイムラグがあります。

一応、都心部だったら時間帯によっては今は当日で配達してくれるのかな?

でも、それはごく一部の人の話であって、多くの場合は発売前予約で本を買わない限りは注文してから1日~2日かかります。

沖縄だと1週間から10日くらいかかりますからね。

「秒速でAmazonで買う」ということなんですが、買うのは秒速でも買っても秒速で読めないんですよw

残念ながら、本を読みたいというモチベーションが一番高い時は「注文ボタンを押した時」です。

だから、実際に本が届くまでモチベーションが保てなくてそのまま箱からすら出してないとか、1ページもめくることなく山積みになっているという本ありませんか?

本を読む習慣がない人ほど、こういったモチベーションの保ち方で悩んでいるはず。

「秒速でAmazonで買う」という行為で、本が届くまでモチベーションが高いままを維持して本を読める人は、そもそも定期的に本を読んだり読書慣れしている人でしょうね。

読書慣れしていない人やこれから人生を変えていくために一歩踏み出そうとしている人ほど、このタイムラグによるモチベーションが保てずに、いつまで経ってもダラダラと今の生活が続いて悩んでいます。

 
そして、読書慣れしていない人や情報収集初心者さんほど、実際に多くの本に触れた方が良いと思います。

本屋や図書館で多くの本に囲まれることのメリットとは?

まず、どんな本を読めばよいのか・・・と悩んで、多くの場合はネット上でおすすめされている本や、有名な人がおすすめしている本を検索して、それをAmazonで買うという流れを取ると思います。

これでは、視野が狭い情報で目的や行動が限定されたままの状態です。

このやり方であらゆる本を網羅できるような人は、そもそも読書初心者とは言えません。

初心者ほど、この方法で本を探して、さらに情報が偏ってしまいます。

それで実際に読んでみて「この人の紹介している本は良い!!」と思い込んで、本の紹介者と本の著者の信者になってしまうというパターンですw

視野を広めるために読書を始めたのに、いつの間にか一部の人の情報に洗脳される信者化の第一歩の状態。

これでは人生が変わったとしても、ヤバい方向に進む場合も多いです(笑)

だからこそ「リアル店舗や図書館で本を探す」ということがおすすめなんですよね。

リアル店舗や図書館で本を探せば、強制的にいろいろな本が目につきます。

特にリアル店舗の場合は売れている本や著者にたくさんのスペースを取ることが多いです。

さらにその脇で、人気の本に負けじと本のタイトルや帯で本気の勧誘をしてきます(笑)

リアル店舗に本を探しに言った場合、いろいろな本の帯を見るだけでも非常に勉強になるキャッチコピーを見つけることが出来るんですよね。

Amazonで検索したとしても、あまり本の帯って他の本との比較を意識しないんじゃないでしょうか?

そして、あくまで自分の検索した本と関連した本がメインで表示されるだけです。

僕は、本のタイトルや帯を通じたライバル本同士の戦いが見れるのはリアル店舗の大きな特徴だと思います。

・・・とまあ、いつの間にか図書館ではなくリアル店舗の話がメインになっちゃってますが、多くの本を一度に見られるのはリアル店舗や図書館の大きなメリットということには変わりありません。

本の質感や厚みだって、読書のモチベーションに大きく影響されますが、それを一目で分かるのもリアルに本に触れている場からこそ、です。

リアル店舗で本を探しながら、図書館で無料で本を借りる

あとは、無料で借りれる本に対して無理にお金を使うことも無いという点が挙げられます。

違法なサイトを利用しているのではなく、公共の施設としてちゃんと仕組みがあるんだから利用すべきところは利用していくのが良いと、僕は思います。

「いろいろな仕組みを上手に活用してうまく立ち回る」という考え方は、ビジネスでも人生全体でも非常に大切です。

マナブ氏のtweetで言っているとおり、本を借りに行くのは確かにめんどくさいし、時間もかかるのも分かります。

図書館で探すことで「図書館に行く→探す→借りる→返す」という手間があり

そこで、図書館までの距離って住んでいる人によって違うと思いますが、マナブ氏の発言は主に時間についてだと思いますので、実際に時給換算してみましょう(笑)

おそらくですが、マナブ氏のフォロワーさんたちはネット副業やプログラミング、起業などに興味がある人が多いと思います。

こういう人たちが欲する本は比較的高価格帯のものが多く、2000円前後くらいのラインナップの本が多いと思います。

例えば、図書館で目的の本が見つかったとして、1回5冊借りれたとしたら約1万円くらい支出しなくても済みます。

多くの人がサラリーマンだろうから、図書館まで本を借りに行く時間を時給換算して「借りた本の総額とどちらが上かな?」と考えると、図書館で本を借りるということは時間的にも金銭的にもコストパフォーマンスが良い可能性が高いです。

 
例えば、時給1000円で働いている人なら10時間労働で消費しなければ1万円を得ることが出来ません。

手取りにしたらもっと時間を消費しなければ、1万円を稼ぐことが出来ないでしょう。

よほど辺境な土地に住んでいない限りは、図書館に行くまで往復10時間かかる人は少ないかと・・・汗

図書館までの交通費を考えたとしても、おそらく時間的にも金銭的にも図書館のコスパって良いと思いませんか?

ということは、いろんな視点で見ると「秒速でAmazonで買う」というのは、結構な割合の人にとってコスパが悪い可能性が高いと思いましたw

マナブ氏くらいのレベルの稼ぎになれば、当然「秒速でAmazonで買う」という行為の方が圧倒的コストパフォーマンスが良い行動になりますが、何でもかんでも稼いでいる人のマネをすれば人生の効率が上がるというのは勘違いということですね。

ネット上の情報は偏っていて情報弱者になるので注意

今回、リアル店舗に出向いていろんな本を「見る」という行為をおすすめしました。

これは理由があって、ネット上の情報は偏っている可能性が高いからです。

なぜなら、GoogleもAmazonもYahoo!も、基本的に利用者が好む情報を積極にオススメ表示しているからです。

あくまで中立の立場ではなく、企業として広告収入が増加するようにシステムを組んでいるにすぎません。

検索者が興味がない可能性がある情報をヒットさせてしまうよりも、興味がある情報や商品をヒットさせた方が企業側にメリットが大きいわけです。

本人は一生懸命検索エンジンを使いこなしているつもりが、いつの間にかGoogleやAmazonの良いように行動をさせられている可能性も高いってことです。

 
Amazonなんか、IPアドレス単位で顧客の嗜好をリサーチしているのかわかりませんが、履歴が一時的に全部消えた状態のシークレットブラウザとかで同じキーワードで検索しても、知り合いとまったく違う商品陳列になることも多々あります。

ネットだけで情報収集をしているという人は、おそらくあなたが思っている以上に情報が偏って洗脳されている可能性も高いということです。

ネットで幅広く情報収集しているはずが、いつの間にか情報弱者になっている可能性があるって怖くないですか??

だからこそ、たまにはリアルで情報収集をすることも大切だとすごく感じます。

今回のマナブ氏のTweetは、一見すると効率の良い行動を勧めているようにも見えますが、実は人それぞれなので何でも情報を鵜呑みにしてしまうのは危険ですね(汗

僕が常に言っていることは、あくまで軸は「自分自身」ということです。

情報は、軸である自分自身の行動をとっていく上での補助的なものにすぎません。

何でもかんでも思考停止で情報に流されっぱなしだと、いつまで経っても軸がブレブレで思うように結果が出ないことが続いてしまいます。

特定の人の発言をすべて信じてしまう信者化も情報弱者状態と同じです。

たまには立ち止まって「視野が狭くなってないか?」ということを中心に、自分自身を客観的に見つめなおしてみることをおすすめします♪

よかったら参考にしてみて下さいね(^^)


余談・・・

ちなみに僕の場合、それなりに稼げるようになるまでは結構図書館を利用していました。

本を買わないことで浮いたお金は、物販の仕入れとか広告費に使ってましたねぇ・・・なつかしいw

長い目で見ると、ビジネスに直接作用する部分にお金を使った方が早く結果が出て効率が良いかもですよ(^^)

今では外に出るのもめんどくさいので、マナブ氏と同じようにほぼAmazonで秒速ポチですがw


さらに余談・・・

よく考えたらマナブ氏のポチったのは電子書籍かもですねw

確かに電子書籍ならソッコータイムラグは無し、か・・・

僕の場合はなるべく仕事以外で画面を見たくないくらい目も指も痛いので、スマホも電子書籍も基本使わないから気づかなかったですm(__)m

でも、紙の本のにおいとかリアル本の良さもあるし電子書籍には無いラインナップも多いですからね。

そして、リアル店舗に陳列された本の並びで得る情報も本当に多いです。

まあ、最後ちょっと言い訳っぽくなったけど、それぞれ自分のあった方法を見つけるのが一番ってことですね(結論w)

というわけで、その他、ネットビジネスや副業で何か質問や相談があれば、お気軽にメールください。

それでは、青島でした。